賃貸物件を探すコツ
引っ越しの理由は人それぞれです。同様に、賃貸物件を探す際の必要条件も人それぞれです。
最上階がいい、角部屋がいい、お風呂とトイレは別じゃなきゃ絶対にいやだ、2LDKがいい、賃料は最大で〇万円まで、安ければ何でもいい、などなど。
ただ、条件にこだわりすぎるといい物件を逃してしまうこともあるので注意が必要です。
物件探しのコツは、条件を少なめにすることです。
場所は絶対にここ、賃料は絶対に〇万円以下、△△が付いていないと絶対にダメ、ではなく、条件を少し広げてみましょう。
1.場所・立地の条件について
賃貸物件を探す際に、物件の場所は絶対条件になることが多いでしょう。
会社の通勤時間は30分以内、子供の学区内、駅徒歩10分以内など。
これらは外せない条件になるでしょう。ただ、少しだけ条件を広げてみてください。
学区内は広げようがないですが、〇分以内に関しては、少しだけ広げてみたら、もしかしたら理想の物件に出会えるかもしれません。
2.設備等の条件について
コツは、絶対に必要な条件を3つまでに絞り、ほかの条件は付随的に考えるといいでしょう。
賃貸物件を検索する際に、あまり条件を付けすぎると物件が絞られすぎ、いい物件を逃してしまっている恐れもあります。というのも、〇〇がなくても他がいいからこの部屋がいいとなる方が多くいらっしゃいます。
条件は少なめにして、多くの物件に目を通して、その中で比較していくといいでしょう。
3.賃料の条件について
賃料に関してですが、例えば、10万円が限度だとしても、+5,000円から+1万円も視野に入れてみてください。
5,000円オーバーの物件でも、設備は条件通りで理想以上であれば、5,000円オーバーでもその分価値ありと納得できることもあります。
4.築年数について
新築や築浅にこだわりを持っていない以外は、築年数を絞って検索するのはやめたほうがいいです。
なぜなら、稀に、築年数は古いけど部屋はフルリノベーションをして設備などが新築同様になっている部屋が出てくることがあります。
5.まとめ
賃貸物件を探すときに、自分の理想通りの物件に出会えるのは、かなり稀なことです。
あまりに理想を追いかけると探し始めてから第一希望だった物件はなくなってしまいます。自分にとって第一希望の物件は、誰が見てもいい物件なのです。
物件探しは、なるべく条件を広げて(条件を少なめにして)、どんな条件を重要視するのか、どの条件を妥協するのかという総合的なバランスで物件探しをすることが大事です。