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2023.09.10
引越の時に傷を付けてしまった
入居時の引越し、退去時の引越しの時に、うっかり壁や床などに傷を付けてしまったことはありませんか?
では、賃貸物件において、引越し時の傷などは原状回復義務の対象になるのでしょうか。
引越し時の傷は借主の過失です
まず、大前提として。
引っ越し時に付けた傷は、当然借主の過失になりますので、借主の原状回復義務になり借主の費用負担となります。
ただし、傷を付けてしまった箇所によっては経過年数により免責させる場合もあります。例えば、6年間入居していて、傷を付けた箇所が壁のクロスだった場合など。
詳しくは別のブログにて。
参照:「善管注意義務って何?」
自分ではなく第三者が傷をつけた場合は?
引っ越し業者など第三者がミスをして傷を付けてしまった。この場合はどうなるのでしょうか。
誰が傷を付けようが、借主さんが部屋の管理者なので、借主の責任になります。
なので、大家さんは借主さんに原状回復費用の請求をすることになります。
借主さんからすれ面白くないと思います。こうした場合は、借主さんから傷を付けた第三者に請求するしかありません。
ちなみにですが、ここ最近の引越し業者さんは、しっかりと責任を取ってくれることが多いようです。
引越しが完了するまで気を抜かないで
引越まで普段からきれいに掃除をし、さらに丁寧に使って傷一つない状態だったのに、引っ越し時にうっかり物を引きずってフローリングを傷付けてしまった・・・
きれいに使っていたのに、最後の最後で傷を作ってしまった・・・
泣くに泣けないですよね。
こういう事例はよくあります。
引越し作業が完了するまで、気を抜かないように気を付けてください。