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2023.10.06
賃貸物件で、ウォシュレット(温水洗浄便座)を取り付けてもいいですか?
賃貸物件では、ウォシュレット(温水洗浄便座)の普及率が上がってきています。
とはいえ、まだまだウォシュレット(温水洗浄便座)がない賃貸物件も多いのは事実です。
最近は、物心がついたときからウォシュレット(温水洗浄便座)が家にあり、あって当然という価値観の若い方も増えています。
そのせいか、ウォシュレット(温水洗浄便座)のない賃貸物件の契約の際に、「ウォシュレット(温水洗浄便座)を取り付けてもいいですか?」という質問が増えています。
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基本的にはウォシュレット(温水洗浄便座)の取り付けはOK!
結論から言いますと、基本的にはウォシュレット(温水洗浄便座)の取り付けは問題ありません。念のため、取り付けることを大家さんや管理会社(不動産会社)に、確認もしくは報告したほうが無難です。
ただし、元々あった便座等は保存しておいて下さい。そして、退去時には元に戻してください。もし、ウォシュレット(温水洗浄便座)のまま退去すると、原状回復義務としてウォシュレット(温水洗浄便座)の処分費、交換作業費がかかります。さらに、元の便座を捨ててしまったとなれば、便座の費用もかかります。
ウォシュレット(温水洗浄便座)の取り付けをしても大丈夫ですが、上記の点には気を付けてください。
ウォシュレット(温水洗浄便座)の取り付けは専門業者に
ウォシュレット(温水洗浄便座)を取り付ける際に、自分で家電量販店で購入し、自分で取り付ける方もいらっしゃるかと思います。
この場合、水回りの取り付けは慎重に、しっかりとしてください。
自分でウォシュレット(温水洗浄便座)を取り付ける際に、万が一不具合があり水漏れを起こせば、下階に迷惑をかけることもあります。
なので、できるだけウォシュレット(温水洗浄便座)の取り付けは、専門業者に頼むことをお薦めします。
さらに、注意していただきたいのは、壁掛けリモコンのタイプはやめた方がいいです。
壁掛けリモコンタイプの方が立派に見えるかもしれませんが、壁に穴を開けることになりますので、退去時に壁の補修費が発生します。このことは肝に銘じておいて下さい。
トイレにコンセントがない!
ウォシュレット(温水洗浄便座)を取り付けたいけど、そもそも、トイレにコンセントがないということもあります。
古い賃貸物件などは、トイレにコンセントがないことも多々あります。
むか~しむかしは、トイレにコンセントなんて必要なかったので・・・。
この場合は、ウォシュレット(温水洗浄便座)の設置は物理的に厳しいです。
と、ちょっと前までは思っていました。
ところが、最近、天井の照明にコンセント付きソケットを取り付けると、ここから電気がとれるという優れモノが販売されているようです。
これを使えば、トイレにコンセントがなくてもウォシュレット(温水洗浄便座)が使えるようです。
ただし、ここで注意。
天井から配線をすることになるので、このコードを壁に沿わせるため、貼物をする必要が出てくると思います。その際、これらは退去時には全て撤去してもらうことになるので、貼物が壁などを毀損していまうおそれがあります。そうすれば当然原状回復費が発生します。これは覚悟していただけなければなりません。
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