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2023.10.13
賃貸物件で、エアコンを取り付けてもいいですか?
最近はほとんどの賃貸物件にはエアコンが設備としてあるようです。
しかし、あったとしても1台だけという賃貸物件がほとんどです。また、エアコンが全くない賃貸物件もまだまだ少なくはありません。
こういうお部屋の内見時や契約時に、「エアコンを取り付けてもいいですか?」という質問を受けます。
※その他入居中の注意点はこちらから
基本的には、エアコンの取り付けはOK!
結論から言いますと、基本的にはエアコンの取り付けは問題ありません。念のため、取り付けることを大家さんや管理会社(不動産会社)に、確認もしくは報告したほうが無難です。
ただし、そもそもエアコンが取り付けられるのかを確認してからエアコンを購入するようにしてください。
少し古めの賃貸物件では、部屋によってはエアコンの取り付けが物理的に不可能な場合もありますので、注意してください。
エアコンを取り付ける際の注意点
エアコンを取り付ける際、賃貸物件ならではの注意点をご紹介します。
まず、エアコンを取り付けたら、退去時には撤去してください。
エアコンがなかった部屋にエアコンを取り付けるならば、退去時にはエアコンがない状態にするのことが原状回復です。
まだ新しいから次に入居する人が使うだろうと、自分で判断はしないで下さい。もし、エアコンを撤去できないなら大家さんや管理会社(不動産会社)に事前に相談してください。
次に、スリーブキャップは必ず保存しておいて下さい。
上記のように、エアコンを設置したら退去時にはエアコンがない状態が原状回復です。さらに、エアコンの配管等の穴が入居時にスリーブキャップでふさがれていたら、退去時にはスリーブキャップで穴をふさぐのも原状回復です。そのためにも必ずスリーブキャップを保存しておいて下さい。もし紛失してしまえば、スリーブキャップ代等の費用がかかることになります。
注意点ではないのですが、エアコンを取り付けると、ビス止めの穴やエアコンが設置させていた跡が残ります。
これらは、通常損耗なので借主さんの原状回復義務にはならないので、全く気にする必要はありません。
エアコンが故障したら?
エアコンが調子悪いとか、故障したりした場合はどうすればいいか。
まず、設備として設置してあるエアコンについては、借主さんの故意過失がなければ、大家さん負担での修理、交換となります。
調子が悪かったり、故障したようであれば、大家さんや管理会社(不動産会社)に連絡をするようにしてください。自分で勝手に業者に頼むと費用は借主さん持ちになるかもしれませんので注意してください。また、修理か交換は大家さん判断になります。
元々エアコンが設置していなかった部屋に自分で設置したエアコンが調子悪かったり故障したりした場合は、そもそもこのエアコンは借主さん自身の物なので、借主さん自身で業者を手配して修理、交換をするようにしてください。
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