Topics&Blog
HOME > Topics&Blog > 山本由伸投手が前人未到の3年連続投手四冠達成
2023.10.10
山本由伸投手が前人未到の3年連続投手四冠達成
パ・リーグが残り1試合。
この残り1試合でクライマックス進出チームが決まるという熱い最終戦。
そんな中、
オリックスの山本由伸投手が3年連続「投手四冠」達成です!前代未聞です!
前人未到です!
今年の春のWBCでは、ダルビッシュ、大谷らがいる中、エースとして優勝に貢献。
そして、今シーズン、3年連続で投手四冠達成。
こんな凄いことを何でマスコミはもっと騒がないんだろう?
と疑問に思ってしまいます。
これが、巨人や阪神の選手だったら、大変なことになっていたんだろうなぁ・・・。
とんでもない記録ですよ!
おそらく生きている間にこの記録は誰もできないと思います。
そのとんでもなさを私なりに語っていきます。
投手四冠とは
打者の三冠王は有名です。
本塁打、打点、打率の3部門で全てトップになれば「三冠王」です。
昨年、ヤクルトの村上宗隆選手が達成しました。
過去の達成者は8人です。
ちなみに、複数達成したのは、王貞治、落合博満、バースの3人です。
投手四冠とは、
最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率です。
これらのタイトルを選手時代に一つでも獲得できれば、トップクラスの投手だったとしてプロ野球史に名前が残るわけです。
山本由伸投手はすでにプロ入り3年目の2019年に防御率、2020年には最多奪三振のタイトルを獲っているので、すでにトップクラスの投手でした。
それが、1年で四冠って凄いです!
そして、この投手四冠を3年連続です!
そして、投手四冠の過去の達成者は12人。
沢村栄治、スタルヒン、藤本英雄(この3人は戦前です)、
杉下茂、杉浦忠、稲尾和久(この3人は伝説ですね)、
木田勇、江川卓、野茂英雄、上原浩治、斉藤和巳、そして山本由伸。
大投手と言われる過去のタイトルホルダーである、ダルビッシュ有投手、田中将大投手、菅野智之投手でも投手四冠は達成できていないのです。
投手四冠を複数回達成した選手
山本由伸投手が12人目として投手四冠を達成したのは2021年のこと。
そして、昨年2022年も山本由伸投手は投手四冠を達成。
この時点で2度目の投手四冠を達成した選手は初めてだったのです!
つまり、山本由伸投手は、昨年の時点で史上初の投手四冠を2度達成した選手だったわけです!
それが、今年2023年でも投手四冠達成!
3度目、3年連続投手四冠達成です!!
過去のレジェンド級の投手たちも複数回は達成できていないわけですよ。今後語り継がれるだろうと言われている大投手たちすら達成できていないわけですよ。
後にも先にも、山本由伸投手のみ!
おそらく、二度とお目にかかれないかもしれない、歴史的快挙です!
何とかこの凄さを皆さんに分かっていただければと・・・。
投手四冠以外にもまだまだ凄いことが
山本由伸投手は、前人未到の3年連続投手四冠達成以外にも、まだまだ多くの記録があります。
もう、とにかくとんでもない記録です。
2021年、2022年では、投手四冠(最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率)にプラスして、完投数、完封数、最多イニング数でもトップ。いわゆる投手七冠を2年連続で達成しました!
私の中では、投手七冠って、打者にとっての本塁打王、首位打者、打点王の三冠プラス盗塁王、出塁率、長打率といったタイトル総なめのイメージです。
さすがに、3年連続七冠とはいきませんでしたが。それでも凄さは色あせません。
さらに、2021年、2022年に2年連続で沢村賞受賞!
2年連続沢村賞は、菅野智之投手以来6人目で、パ・リーグでは史上初です。
さらに、2021年、2022年に2年連続でMVPを受賞!
投手のMVP連続受賞は史上5人目です。
この2年でその他、最優秀バッテリー、ゴールデングラブなどなどのタイトルも。
タイトル総ナメです!
さらにさらに、2022年、2023年に2年連続ノーヒットノーラン達成!
2年連続ノーヒットノーランは史上3人目で戦後史上初!
※史上初の2年連続ノーヒットノーランは、あの沢村栄治さんです。
さて、今年はどうなることやら。
沢村賞、MVPを3年連続で獲るような気がします。
おそらく沢村賞は受賞するでしょう。
沢村賞を複数回受賞した選手は15人。そして沢村賞を3回受賞した投手は過去に杉下茂、金田正一、村山実、斉藤正樹の4人。3年連続は金田正一のみ。
おそらく、3年連続沢村賞受賞となるでしょう。
比較対象の選手が昭和のプロ野球で大活躍していた大投手、レジェンドたちです。
山本由伸投手はまだまだ現役ですけど、もうすでにレジェンドです!
メジャーではどのような活躍をしてくれるか今から楽しみです。