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2024.01.23
キッチン水栓回りが原状回復できていないことが増加⁉
最近、退去立会いをすると、キッチンの水回りが原状回復できていないことが増えています。
・食洗器を使うために分岐水栓を取り付け、そのままの状態。
・浄水器を取り付け外したのはいいが、蛇口キャップ(水栓泡沫器)が付いていない。
食洗器を使うご家庭が増えていること、キッチンの水栓に浄水器を取り付けることが一般的になってきていることが原因かと思われます。
生活する中で当たり前のことだろうと思いますので、ついつい忘れてそのままにしてしまうようです。
賃貸の場合は、まだまだ時代についていけていない物件がほとんどなので、食洗器がすぐに付けられる水栓、浄水器が付いている物件のほうがレアです。
ですから、元々付いていなかったという前提でいたほうがいいかと。
分岐水栓の原状回復費用は結構高いです
食洗器を設置するために、水栓を分岐水栓にする必要があるようですが、退去する際には、原状回復をする必要があります。
分岐水栓をそのままにしておくと、原状回復費用は思った以上の費用になります。1万円を軽く超えてきます。
賃貸物件で食洗器を使うために分岐水栓を取り付けた場合、元々付いていた備品は保存しておいて、退去時には元に戻せるようにしておいて下さい。
もしご自分で元に戻せない場合は、原状回復費用がかかることをご承知おき下さい。
浄水器の取り外した後に水栓泡沫器が付いていない
先ほども述べましたが、今や浄水器を取り付けるのが一般的となっています。おそらく、ほとんどの方が引っ越して来たら浄水器を取り付けているかと思います。
そのせいか、退去時に浄水器が付いたままになっていることが増えています。この場合、当然、原状回復費用がかかることになります。
浄水器の取り外し、蛇口キャップ(水栓泡沫器)の取り付けが原状回復となり、費用もそこそこかかることになります。
浄水器を取り付ける際の注意点ですが、蛇口に付いていた蛇口キャップ(水栓泡沫器)を外して浄水器を取り付ける場合は、蛇口キャップ(水栓泡沫器)は保存しておいて下さい。
そして、退去時には浄水器を取り外して、蛇口キャップ(水栓泡沫器)を取り付けておいて下さい。
※蛇口キャップ(水栓泡沫器)は大抵付いているものですが、ごくまれに付いていない場合もあります。
まとめ
キッチンに食洗器がある、浄水器が付いているというは当たり前ではなく、賃貸の場合はレアです。
退去時には、
・食洗器を使っていた場合、分岐水栓を元に戻す。
・浄水器を取り外して蛇口キャップを付ける。
ことを忘れないようにしてください。
敷金から原状回復費用が引かれてしまうのはもったいないですよ。