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2024.04.02
芋づる式で無断駐車が発生
今回は、お部屋ではなく月極駐車場でのお話です。
「借りている区画に知らない車が止まっている」という連絡がたまにあります。
こういう場合、まずは車種やナンバーを聞いて、両隣の区画の契約書に書いてある車両を調べます。
ここで一致すれば間違い駐車、勘違い駐車なので、すぐに連絡して移動してもらうようにするか、すぐにすぐに移動できないような場合は、とりあえず、お互いが車を使うときまで、区画を交換した状態で止めてもらったりもします。
以前、この「間違い駐車、勘違い駐車」が芋づる式に起こっていたことがありました。
区画№27の契約者から、「車が止まっている」との連絡が。
車種やナンバーを聞いたところ、№26の方の車だということが判明しましたが、№26にはさらに別の車が駐車していると。この№26の車の車種とナンバーから№25の契約者であることが判明しました。
これは、№25の人が勘違いをして№26に駐車したところ、№26の人がいつも見かける車の隣の№27に駐車してしまったということです。
一人の勘違い駐車から、芋づる式に「無断駐車」が発生してしまったという事例です。
大きい駐車場では、区画の番号が書かれているのですが、これが薄かったり、夜になると見にくくなったりすると、ときどき、間違って隣の区画に停車してしまう人はいます。また、普段車を運転しない家族が慣れていないため駐車位置を間違ってしまうこともあります。
この時点で、間違って駐車された方が、気付いて連絡くれれば、それで解決するのですが。
今回のように、大きい駐車場で多いのですが、区画番号や場所で判断せず隣の車で駐車位置を判断している人がいます。このような人は、隣が間違えればこの人も間違って駐車することになってしまいます。
月極駐車場内での無断駐車(間違えて隣の区画に止めてしまった場合も含めて)は、下手をすれば損害賠償問題にもなります。
間違えられた人は止めるところがないため、一時的にコインパーキングに止めざるをえません。間違えられた人は、このコインパーキング費用を請求したくなるのは当然でしょう。
今回の芋づる式に無断駐車が発生した場合、隣の車で判断して間違って車を停車した人が、コインパーキング費用といった損害賠償を請求されることにる可能性が高いです。
隣の車で停車位置を判断している人は、是非、しっかりと区画番号や場所を確認して停車するように心掛けていただくことをお願いします。
目次
無断駐車の場合
管理会社で把握している車以外の無断駐の場合は、警察に連絡してもらうほかありません。
警察の方にもよりますが、現場に来てくれて、ナンバーから所有者にすぐに移動してもらうよう連絡してくれる場合もあります。所有者と連絡が取れなければ、車に警察からの警告書をワイパーに挟んでくれたりもします。