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　という人が多いかと思います。

　残念ながら、これでは換気になっていません。

　換気をするなら、換気扇を回すだけでなく、・・・・が必要です。

　

　北側の部屋は、結露ができやすく、これを放置したままだとカビが発生しやすくなります。

　そのため、換気は必須となります。カビが生えてしまうということは、換気ができていない証拠でもあります。

　また、退去立会い時に、通気口（換気口）の周りがきれいな状態に保たれていることが多いです。これは、通気口（換気口）を閉めたままで、役割を果たしていなかった証拠です。

　換気扇を回すと、部屋中の空気を外に逃がしていきますが、この空気が少なくなれば、部屋の空気の循環ができなくなります。

　そのため、換気扇を回す際には、必ず通気口（換気口）を開けることです。もし、通気口（換気口）がなければ、窓を少しでも開けることです。

　こうすることで、空気が循環していくわけです。

　

　※「通気口（換気口、吸気口）は開けっ放しがいいようです」

　もし、通気口（換気口）を開けないで換気扇を回し続けると、換気扇の故障が早くなるし、部屋内の空気圧が下がり、玄関ドアが重くなったり、開かなくなったりすることもあります。

　換気をする際には、換気扇と通気口（換気口）はセットです。

　それは、外から空気を取り入れるために、埃や花粉も一緒に室内に入ってくるということです。

　そこで、通気口（換気口）にはフィルターを付けることをお勧めします。

　埃や花粉が入ってくることによって、何もせず放置をしているとフィルター周辺の壁紙が真っ黒になってしまいますので、定期的に埃を払ったりして掃除をするようにしてください。

　おそらく、誰からも正しい換気の仕方を教わっていないのでしょう。

　ちなみに、私も昔から知っていたわけではありません。不動産業界にいたからこそ知った知識です。

　最近、契約時に換気について説明をするようにしています。

　換気の仕方を知っているか知っていないかでは、退去時の部屋の状況が変わってきます。特に北側の部屋は。