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2024.06.09
ユーロとコパアメリカが開催されるためオリンピックにも影響が
パリオリンピックの男子サッカーに、U23日本代表が出場します。
日本人にとっては、パリオリンピックの男子サッカーは、2022年のワールドカップカタール大会に匹敵する国際大会という価値観ですが。
ところが、世界的には、特にヨーロッパでは、オリンピックはオリンピックであって、オリンピックの男子サッカーはそれほど関心がもたれていません。
オリンピックのサッカーより、大陸選手権、ヨーロッパならユーロ、南米ならコパアメリカのほうがよっぽど大事という価値観です。
これは、オリンピックには年齢制限があり本当の代表ではないということ、ユーロはワールドカップよりレベルが高いと言われていること(アジアのような弱小国がいないため)、南米ではブラジルとアルゼンチンの因縁のライバル対決が多いことなどなど。
ユーロやコパアメリカでタイトルを獲ることはワールドカップの次に価値があるのです。
で、今年2024年は、7月26日にパリオリンピックが開催されますが、実は、オリンピックの前に、ヨーロッパの大陸選手権であるユーロ2024、南米の大陸選手権であるコパアメリカ(今年は南米だけでなく北中米も参加(アメリカ大陸全体))が開催されます。
ユーロ2024が、6月15日から7月15日まで
コパアメリカが、6月21日から7月15日まで
ヨーロッパ各国、南米各国のサッカー関係者にとっては、オリンピックどころではありません。
ユーロやコパアメリカで勝ってなんぼですからね。
ということはですよ、オリンピックメンバーが手薄になる可能性があるのでは。
フランス、スペイン、ウクライナ、アルゼンチン、パラグアイ、アメリカ
これらの国は、おそらく有望な若手も大陸選手権に引き抜かれているはずだし、オーバーエイジもないのでは・・・・。
なんだか、日本の上位進出、メダルへの期待が膨らみそうです。
そんな簡単ではないのですけどね。