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2024.06.14
賃貸物件にはエアコン設置ができない部屋があります
賃貸物件には、エアコンの取り付け不可能な部屋があります。
新しい建物だと、だいたい各部屋にエアコンを設置できるようにはなっていますが、30年以上前に建築されている賃貸物件の場合、現在のようにエアコンが必須という世の中ではなかったので、部屋によってはエアコンを設置することを予定していないことがあります。
そのため、エアコンの取り付けが困難であったり、不可能であったりするのです。
エアコンを取り付けたい場合、エアコンを購入する前に、管理会社や大家さんに確認することをお薦めします。
※契約上、エアコンを設置する場合に貸主の許可が必要な場合もありますので、エアコンを設置する場合は、管理会社や大家さんに報告することをお薦めします。
※エアコンに関わる記事
エアコンが設置できる条件
部屋にエアコンが設置できる条件は、
・エアコンを取り付ける場所があるか
・冷媒管などを通す穴があるか
・エアコン専用コンセントがあるか
・エアコン専用のブレーカーがあるか
・室外機を設置する場所があるか
これらが揃わないと、エアコン設置が困難です。
エアコンの冷媒管などを通す穴があるからエアコン設置できるだろうと安易に考えてエアコンを購入しても、エアコン専用コンセントがなかったり、エアコン専用ブレーカーがなかったりすれば、取り付けてもらえません。
エアコンが設置できるか確認を
エアコンが設置できない場合、まずは管理会社や大家さんに相談してみてください。必ずしも設置ができないわけではありません。
大家さんによっては、エアコンが設置できるように、穴をあけたり、コンセントやブレーカー等の電気関係まですべて手配してくれる場合もあります。
しかし、この工程は費用がかかります。そのため、エアコン設置できるようにしても構わないが、費用は借主さんでということもあります。
賃貸物件によってもしくは大家さんによって対応は様々です。
とりあえず、相談はしてみてください。
ただ、室外機を設置できる場所がないと、エアコンの設置は不可能です。
これも30年以上前に建築された建物に多いのですが、例えば、廊下側の部屋にエアコンを設置したいと考えても、消防法上、室外機を廊下に置けない場合があります。
この場合は、大家さんの許可、費用などの問題ではなく、物理上エアコンの設置は不可能です。
内見時または申込前にエアコンが設置できるか確認
いざ入居しました。でもエアコンが設置できませんでした。そのため、一部屋物置部屋になってしまいました。
こうなってしまっては、後悔しかないでしょう。
賃貸物件を探すとき、内見の時に、遅くとも申込前に、必ず全部屋エアコンが設置できるかを確認するようお勧めします。
先ほども書きましたが、冷媒管などを通す穴があるからエアコン設置できるという安易な見方はしないようにしてください。専用コンセントがあるのか、専用ブレーカーがあるのか、室外機の設置場所があるのかも要確認です。
特に、ファミリー物件では、共用廊下側の部屋にエアコンが設置できるかは要確認です。共用廊下を見たときに他のどの部屋も共用廊下に室外機を置いていないようでしたら、エアコン設置は難しいもしくは不可能と判断すべきです。
エアコンが設置できない部屋をどうするか
駅から近い、賃料が想定内、子供の小学校の学区、などなど、条件は揃っているけど、唯一この部屋だけエアコンが設置できない・・・。
さて、どうしましょう。
エアコンが付けられないなら、冬場はその他の暖房器具を使う、夏場はウィンドウファンを使うなど手段はあります。
この物件をとても気に入ったんだけどなぁ。この部屋にエアコンがつけられないのかぁ・・・。
このようなとき、エアコンの代わりに手段があるのなら、検討してみてはいかがでしょうか。