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2024.08.23
住宅用火災報知器(火災警報器)は電池切れで警告音
キッチンから定期的に「ピー」っと音がする。何の音か分からないので対処してくれませんか。
という問い合わせが。
結論から言いますと、住宅用火災報知器(火災警報器)からの音でした。
コンロあたりだろうとその周辺ばかりを確認していたのですが、まさか火災報知器というものからとは思わなかったそうです。
火災報知器は、電池切れ前になると警告音を発するような仕組みになっています。
ボタンを押せば一時的に音は止まるようですが、完全に音を止めるには、火災報知器を開けて、内部のコネクターを外さなければなりません。これは誰でもできます。
音が鳴りだしたら、電池交換もしくは本体交換が必要です。
内部のコネクターを外したまま、使えない状態で放置しておくと、後々万が一が起きたときにとんでもないことになります。
火災報知器の電池交換もしくは機器交換
火災報知器は、設置する義務があるため、大家さん側の負担で設置しています。
電池切れで電池交換が必要な場合には、入居者さん負担で電池交換をしてもらうことになります。
火災報知器の電池は、ちょっと特殊な電池のため、普通の電池より高くなります。
火災報知器の種類によっては、電池交換ができないものもあります。
この場合は、火災報知機ごと交換が必要となるため、大家さんや管理会社(不動産会社)に連絡をして交換してもらうようにしてください。
また、火災報知器には使用期限があります。期限は裏面に記入してありますので確認してみてください。
もし、期限が切れているようでしたら、大家さんや管理会社(不動産会社)に連絡をして交換してもらうようにしてください。
電池が切れるころには、だいたい期限切れ近いことが多いようです。
使えない火災報知器を放置しておくと
住宅用火災報知器は、火災の煙や熱などを自動的に感知して、火災の発生を音や警報音や音声で知らせてくれるもので、いち早く火災の発生を知らせて逃げ遅れを防ぎ、あなたやあなたの家族の命と財産を守るために大変有効な機器です。
※借主の報告義務
入居後、大家さんは部屋には入れません。つまり、部屋の中の管理は入居者さんの責任で行ってもらうことになります。
そして、何か不具合等があった場合は、入居者さんには報告義務というものがあり、大家さん等に報告しなければなりません。
もし、これを怠り不具合等から被害が拡大した場合は、入居者さんの責任となるのです。
例えば、水漏れが起きているのに放置したままにして、壁や床が腐った場合、この腐った部分に関しては入居者さんの責任となります。