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　2024年の今年は106回大会で甲子園での100回目の開催となり、記念の夏の甲子園。

　決勝は、新旧都（みやこ）対決とマスコミが煽っていましたが、決勝初の東京代表（関東第一）対京都代表（京都国際）で、京都国際が初の全国制覇を成し遂げました。

　さてさてそんな中、ベスト８に公立高校が1校残りました。

　言わずもがな、「島根県立大社高校」です。

　1回戦では、兵庫県の名門「報徳学園」、2回戦では、長崎県代表の「創成館」を、そして、3回戦は、東京の名門「早稲田実業」を延長タイブレークの末に撃破し、ベスト８という偉業を達成。

　今や、名門校と言われる学校には、中学時代に活躍した選手たちが全国から集まってくるという状況です。そんな学校が強いのは当然です。

　そんな中、一般の県立高校が、名門校を次から次へと撃破していく姿は、世の中の人の心も動かしたようで、甲子園球場での大社高校への声援が物凄いことになっていました。

　中継を見ていて、この声援を聞いた時には、鳥肌が立ちました。

　残念ながら、準々決勝で神村学園（鹿児島）に敗れてしまいましたが、甲子園球場では最後の最後まで諦めることなく大社高校への声援が鳴りやみませんでした。

　これからも、強豪校といわれる高校を撃破していくような公立高校が出てくることを期待しています。

＜追記＞

　この甲子園が開催されている中、地方では来年の春の甲子園を目指しての秋季大会が始まっています。

　神奈川県でも、すでに秋季大会の予選が終わり、秋季大会の本大会が9月7日から始まります。