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2025.05.25

FIFAクラブワールドカップ2025は32チームが参加!

FIFAクラブワールドカップ2025
 びっくりしました! 
 FIFAクラブワールドカップ2025が、各大陸王者のトーナメント式ではなく、32チームも参加するワールドカップと同じ形式の大会に!
 しかも、2025年からこれもまたワールドカップと同じく4年に1度に!
 しかも、期間もこれもまたワールドカップと同じく約1ヵ月

 まさに、クラブチームのワールドカップです!

 サッカーファンからすれば、そりゃあ楽しみですよ。
 国対抗のワールドカップよりも、クラブワールドカップのほうが、サッカーとしての完成度は高いから、サッカー好きにとったら絶対に面白いに決まっています。

 でも、・・・・
 ヨーロッパの強豪クラブチームに所属している選手たちは、一体どれだけの試合をしなければならなくなるのでしょうか・・・・
 時期的には、6月なのでシーズンとは被りませんが、休暇期間が短くなるので、選手としての負担はかなり増えるはずです・・・。
 
 この大会も、大人の事情で作られたものだとは思いますが・・・・
 何でもかんでも規模を大きくして、大金を動かして、ある大人達の懐がガッポガッポとなるような仕組みかとは思いますが・・・

 でも、楽しみではあります。

 アジア、アフリカ、オセアニアといった地域のクラブチームにとっては、強豪チームとガチでやれる貴重な体験・チャンスではあります。
 ヨーロッパ以外のサッカーの発展には役立つのかなとは思っております。

 が、UEFA(ヨーロッパ)の強豪チームからすればどうなんでしょうかね?

 国際Aマッチデー(インターナショナルマッチカレンダー)が6月2日から10日に設定されています。
 代表に招集された場合、数日後の6月14日からこの大会へと。ハードすぎです。





 

FIFAクラブワールドカップの出場枠

 2025年に行われるFIFAクラブワールドカップの出場枠は、以下の通りです。
●UEFA(ヨーロッパ)(12クラブ)
 2021年から2024年までのUEFAチャンピオンズリーグ優勝チームおよび当該4年間のクラブランキングに基づいて決定されるその他8チーム
●CONMEBOL(南米)(6クラブ)
 2021年から2024年までのコパ・リベルタドーレス優勝チームおよび当該4年間のクラブランキングに基づいて決定されるその他2チーム
●Concacaf(北中米)(4クラブ)
 2021年から2024年までのConcacafチャンピオンズリーグ優勝チーム
●AFC(アジア)(4クラブ)
 2021年から2024年までのAFCチャンピオンズリーグ優勝チーム
●CAF(アフリカ)(4クラブ)
 2021年から2024年までのCAFチャンピオンズリーグ優勝チーム
●OFC(オセアニア)(1クラブ)
 2021年から2024年までのOFCチャンピオンズリーグの優勝チームの中から最もランキングの高いクラブ
●開催国(1クラブ)

※各大陸連盟のチャンピオンズリーグで複数回優勝したクラブチームがあった場合は、各大陸連盟のランキング上位国が出場
FIFAクラブワールドカップ2025

FIFAクラブワールドカップ2025年の出場チーム

 UEFA(ヨーロッパ)からは、チェルシー、マンチェスター・シティ(イングランド)、レアル・マドリッド(スペイン)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、パリ・サンジェルマン(フランス)、インテル(イタリア)といった強豪チームが出場します。

 日本からは、2022年AFCチャンピオンズリーグ優勝の浦和レッズが出場します。
 浦和はグループEで、
 CAリーベル・プレート(アルゼンチン)
 CFモンテレイ(メキシコ)
 インテル・ミラノ(イタリア)
と同組となりました。果たして、どうなるやら??

 その他の出場チームは、「FIFAクラブワールドカップ2025 出場チーム」で検索してください。全チーム紹介しようとしましたが、挫折しました(苦笑

 浦和には、是非ともグループリーグを突破して、決勝トーナメントまで行ってもらいたいものです。上へ行けば行くほど、強豪チームとガチでやりあえるわけですし。応援しております。
 でも、どのチームも強豪すぎます・・・。全敗まであり得る・・・。

AFC2022 FIFAクラブワールドカップ2025

FIFAクラブワールドカップの前身であるトヨタカップ

 元々、クラブワールドカップは、インターコンチネンタルカップとして、ヨーロッパ№1と南米№1はどっちが強い?勝ったほうが世界一ということで、1960年から始まりました。

 ただ、クラブ世界一を決めるということで、ホーム&アウェー方式でしたが、サポーターが盛り上がりすぎて収集がつかないという事態もチラホラ。

 そこで、1980年以降は、トヨタがスポンサーとなり、いわゆるトヨタカップとして中立国である日本で開催されるようになりました。
 日テレで放送されるため、トヨタカップ前になると日テレはサッカー経験者のタレントさんたちを使い、どれだけ凄いクラブチームが来日するかを熱く語ってもらっていたようで。明石家さんまさんはよく出ていましたね。

 わたくしも、一度だけ、知人がチケットを確保してくれたため、トヨタカップを見に旧国立競技場へ行ったことがあります。
 1999年、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)vsパルメイラス(ブラジル)でした。ベッカムが全盛期で、ファーガソン監督率いるマンチェスター・ユナイテッド最強時代です。

 
トヨタカップ1999

FIFAクラブワールドカップ

 そして、2005年ぐらいから、FIFAクラブワールドカップが始まりました。
 各連盟のチャンピオンズリーグ優勝チームが集まって、トーナメント形式で始まりました。
 ※図はFIFAクラブワールドカップ2022のトーナメント表です。

 とはいえ、ほとんど決勝は、ヨーロッパ代表vs南米代表。たまにヨーロッパ代表vsアジア代表。
 そして、2013年以降は、ヨーロッパ代表チームが連続して優勝しています。
 
 そりゃそうですよ。世界中の優秀な選手たちがヨーロッパのクラブチームに集まっているのですから。どう考えたって、ヨーロッパ、特に、イングランド、スペイン、ドイツ、フランス、イタリアのクラブチームが強いのは当たり前です。

 と考えると、このFIFAクラブワールドカップって何なんですかね・・・。

 UEFA(ヨーロッパ)所属のクラブチームからすれば、このFIFAクラブワールドカップってどう見てるのですかね。
 当然、勝てば勝つほどチームには賞金が入るとは思うのですが。
 正直、FIFAクラブワールドカップよりUEFAチャンピオンズリーグの方がトータルのレベルが上だと思っています。
 大人の事情で作られたものだとはいえ、何でもかんでも規模を大きくして、大金を動かして、ある大人達の懐がガッポガッポとなるような仕組みとはいえ、やむをえないのですかね。


 後半は、ジジイの愚痴になってしまいました・・・。

 そうそう、FIFAクラブワールドカップ2025の開催期間は、
 2025年6月14日~7月13日です。

FIFAクラブワールドカップ2022

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