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2024.11.24
家賃の値下げ交渉の現実
賃貸物件を探しているほとんどの人は、少しでも家賃が安い方がいいと思われているかと。
当然ですよね。
賃貸物件の申込前後で家賃の値下げ交渉というか値下げを希望される人は、実際にそこそこいらっしゃいます。
そこで、家賃の値下げ交渉について、大家さんから物件を預かっている不動産会社(元付会社)の立場からお話させていただきます。
家賃交渉は印象を悪くすることも
まず、家賃交渉に関しては、言ったもの勝ち的な部分もあります。
何も言われなければ、当然、提示されている家賃のままです。
言ってみてたら、意外とすんなり家賃が下がったりすることもあります。
ただ、家賃交渉はほどほどにしてください。
というのも、あまり好印象ではありません。
家賃交渉の仕方によっては、入居してからも面倒な人かもしれないという印象を与えてしまうのです。
例えば、実際にあった話ですが、「空室期間が長いなら家賃を下げても決まった方がいいんじゃないですか?家賃を下げてくれれば申込みしますけど」と言ってきた人がいましたが、このように足元を見てくる人は入居後も色々と面倒だなという印象となります。
こうなると、入居審査に悪影響を与えかねません。
なので、家賃交渉の仕方にも注意をし、家賃の値下げを断られたら、すぐに諦めた方がいいです。
スーパーの陳列された品物のようなもの
家賃設定は、基本的には大家さん主導で決められています。
場合によっては、あらかじめ家賃交渉があったら家賃を下げても構わないと言われていることもあります。
しかし、大家さんの希望家賃は決められていて、下げることはほとんど不可能な場合が多いです。
スーパーに陳列されている品物は、すでに価格が決められていて、その価格でお客様が買われていきます。
これとほぼ同じようなことが、賃貸物件にもあてはまります。
賃料条件を提示している金額でお願いしますと。
家賃交渉は基本的には難しいものだと思っていてください。