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2023.05.02
両親が高齢になり気づけば実家が大変なことに
私事ではありますが、父が認知症のようです。母も認知症一歩手前です。
最近、父は、誰かが庭の石を動かしている、さっき部屋に女の子がいた、家の情報がどこどこの企業に漏れてる、などなど被害妄想がひどくなっています。
先日も、ちょっと話があるんだけどと父に言われて実家に行ったら、毎日のように知らない人とっかえひっかえ家の中に入ってくると。
母は同じことを何十回も繰り返していってきます。高齢だからしょうがないのですが。
昨年のはじめに、親父が夜中に倒れたことがありました。そのときに、父の様子がちょっと変なことに気づきました。そろそろボケてるのかと。案の定、近所の方から認知症が始まってるかもしれないといわれました。
それ以降、万が一があってからでは遅いと思い、実家のことを把握しようと色々手をつけはじめました。
銀行、保険、クレジットカード、証券などなどお金に絡むものを中心に、把握しようと思ったのですが。
銀行通帳がかなり古い、カードがない、保険の内容がひどい、引き落としができずに請求書がきていた、銀行印がどこにあるかわからない、などなど。
当然両親に聞いても、分からない、知らない。
結構めちゃめちゃな状態だったことに気づきました。
幸い、父は普通のサラリーマンだったので、財産がどうたらこうたらということはないと思うのですが、とにかく、これらを整理整頓するのに四苦八苦です。
以前は実家に行くのは盆と正月の2回ぐらいでしたが、最近は週1回ぐらいは行くようにして、郵便物などをこまめにチェックするようにしています。
大家さんもだんだんと高齢化しています。
元気なご高齢の大家さんも大勢いらっしゃいます。
ただ、実家の父を見て思ったのですが、痴呆が始まってからでは遅いというのは実感しました。
大家さんというのは思っている以上にやらなければならないことが多く大変です。
もし、ご高齢の親御さんが大家さんをやっているならば、なおさら早めに親御さんがやっていることを把握しておくことをお薦めします。