Topics&Blog
HOME > Topics&Blog > 高校、大学のメジャーウィンタースポーツをまとめてみた
2025.01.19
高校、大学のメジャーウィンタースポーツをまとめてみた
ウィンタースポーツが盛り上がりを見せていた今日この頃ですが。
私にとっての1月のウィンタースポーツと言えば、箱根駅伝、ラグビー大学選手権、花園、冬の選手権です。
これらは、物心がついた頃からよく見ていたものです。
しかしまあ、今年は連覇が多かったですね。
箱根駅伝、大学ラグビーはある意味「一強時代」でしょうか。
箱根駅伝は青山学院大学が黄金時代?
箱根駅伝では、青山学院大学が2連覇!
2015年から2018年の4連覇以来の連覇です。
1区ではやや出遅れた感がありましたが、4区で先頭になってからは最後まで危なげなくタスキをつないでいったように思えます。
青山学院は箱根駅伝では、2015年に初優勝をしてからの11年間で8回目の優勝。
1965年から1976年の12年間は本戦に出場していましたが、それ以来2008年までの32年間は本戦出場がなかったのです。それが、2009年から本戦に出場し始めて7年目に優勝、そして、すでに8回目の優勝という短期間で力をつけてきました。
ジジイの物心がついた頃は、青山学院という存在すら知らず、本戦に出場してきた頃は完全にノーマーク、まさかこんなに強くなるなんて想像だにつきませんでした。
大学ラグビーは帝京大学が黄金時代?
ラグビーの大学選手権では、帝京大学が4連覇!
大学選手権での3連覇以上は、1982年~84年に3連覇をした同志社大学、2009年~17年に9連覇した帝京大学、つまり、3連覇以上は同志社大学と帝京大学の2校だけで、帝京大学は2回も達成したわけです。
ジジイの物心がついた頃は、大学ラグビーと言えば、関東大学対抗戦の早稲田大、明治大、そしてたまに慶応大、関東大学リーグ戦の大東文化大、関東学院大、関西からは同志社大学といった面々です。
伝統ある早稲田大、明治大、慶応大すら成し遂げられていない3連覇、さらには9連覇といった偉業を、帝京大学が成し遂げるとは誰が想像したでしょうか。
箱根駅伝の青山学院にせよ、大学ラグビーの帝京にせよ、ここ20年ぐらいの間、伝統校を圧倒しております。
科学的トレーニングやメンタルトレーニングといった昔にはなかったトレーニング方法をいち早く取り入れ、それを的確に活用してきた結果かもしれません。あくまでも想像ですが。
近い将来、こうした新興大学がまだまだ現われるかもしれません。
期待したいです。
花園(高校ラグビー)
さてさて、高校の大会はどうでしょう。
花園(高校ラグビー)では、神奈川代表の桐蔭学園が2連覇を飾りました。
5回目の優勝で、2回目の2連覇です。
神奈川の高校ラグビーでは、桐蔭学園が頭一つ抜けているようです。約30年の間で22回も全国出場をしています。この22回のうち5回優勝、5回準優勝でまさに全国レベルです。
私の物心がついた頃は、実家の近くにある相模台工が圧倒的に強かったんですけど。近所のお兄ちゃんや中学の同級生がラグビーをやりに相模台工へ行って、全国出場していたんですけど。名監督がいなくなってから、あっという間に衰退して、しかも相模台工自体がもうないですし。
高校ラグビー以外でも、例えば、和歌山県立の簑島高校と言えば、昔は野球の名門校でした(甲子園で春夏連覇をしています)が、今ではほとんど聞かなくなりました。
公立高校は厳しいですね。
冬の選手権(高校サッカー)
高校サッカーの冬の選手権では、前橋育英が7年ぶり3回目の優勝。
7年前の決勝戦も、今回と同じ流経大柏高という珍しい組み合わせ。
流経大柏高にとっては、屈辱だったかもしれません。
Jリーグの創設以来、少年たちは高校の部活以外にもJリーグの下部組織でサッカーをするようになり、優秀な少年たちがだいぶバラけたようにも感じます。他のスポーツでは、有名私立高校に優秀な少年少女たちが集まるので、強豪校が偏りがちですが、サッカーは少し違うようです。
サッカーをする少年たちの最終目標が、冬の選手権で国立競技場を目指す、プロになるだけでなく、ヨーロッパでプレーする、日本代表に入ってワールドカップに出場するという世界へ目が向いているように感じます。
そのせいもあるのでしょう、冬の選手権で優勝する高校も様々ですし、何なら地区代表の高校も、昔なら長崎県は国見といったことはなく、その年によって様々です。
力が分散されているように感じます。