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2025.02.02
鉄筋コンクリート造(RC造)なのに隣の部屋の音がよく聞こえる!?
内見時の会話の中で、
「鉄筋コンクリート造(RC造)に住んでいるんですけど、隣の音がよく聞こえるんですよね。鉄筋コンクリート造なのにおかしくないですか?本当に鉄筋コンクリート造なんですかね?詐欺じゃないですか?」と。
鉄筋コンクリート造(RC造)は、木造、軽量鉄骨造、鉄骨造と比べて、一般的には遮音性に優れていると思われています。
これは、比較すれば間違いではないでしょう。
ただ、ここで勘違いが一つ。
鉄筋コンクリート造(RC造)の外壁(外側の壁、分かりやすく言いますと建物を囲っている周りの壁)は、コンクリートが入っています。
しかし、内壁(部屋を仕切る壁)にコンクリートが入っているとは限りません。
一般的には、部屋と部屋の間の壁にもコンクリートが入っているため、隣の部屋の音はほぼ聞こえないのですが、ごく稀に部屋と部屋の間の壁にコンクリートが入っておらず、ボードで区切られていることもあります。
なので、隣の音がよく聞こえたとしても、鉄筋コンクリート造(RC造)で間違ってないかもしれませんし、おかしくないかもしれませんし、詐欺でもないかもしれません。
※「かも」としているのは、稀に本当に間違った表記があるため。
これからお部屋探しをするときは、「鉄筋コンクリート造(RC造)」に限定したとしても、上記のようにごく稀に両隣との壁がボードで、隣の部屋の音がよく聞こえてしまう場合もありますので、内見時には、壁がコンクリートかボードが必ずチェックするといいでしょう。
壁を軽く「コンコン」するだけで分かります。
※あまり「コンコン」すると隣の方に迷惑なので注意してください。
あくまでも私見ですが、実際に鉄筋コンクリート造(RC造)に住んでいますが、隣の部屋の音は壁越しには一切聞こえません。音は窓側から聞こえることはありますが。ただし、上階の歩く音・振動や物を引きずる音・振動はまあまあよくありましたが。