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2025.05.16

高校野球の春季大会は夏の甲子園への第一歩

高校野球の春季大会は夏の甲子園への第一歩
 2025年の高校野球春季神奈川大会が終わりました。
 横浜高校が新チーム発足後、無傷の公式戦25連勝で春の神奈川の頂点に立ちました。
 秋の神奈川県大会優勝、秋の関東大会優勝、明治神宮大会優勝、センバツ優勝、そして、この春季大会優勝という、あの松坂大輔が在学していた時以来の偉業を成し遂げています。

 さてさて、春季大会って何?と思う人がほとんどでしょう。
 確かに、高校野球の春季大会は、一般的にはほぼほぼ注目されない大会です。というのも、この大会で優勝しても甲子園には関係がないからでしょう。高校野球と言えば「甲子園」ですから。野球少年はみんな「甲子園」を目指しているわけですから。

 しかし、実はこの大会は、夏の甲子園への第一歩なのです。
 




春季大会が夏の第一歩

 では、この春季大会がなぜ夏の甲子園への第一歩なのか。

 それは、春季大会の結果で夏の県予選のシード校を決めるのです。
 シード校になれば、1回戦の免除が確定されます。
 さらにはシード校同士がぶつからないようトーナメントに振り分けられるので、強豪校同士の戦いも避けられるということです。

 神奈川県の場合は、春季大会で、準決勝進出すれば第1シード校(4校)、準々決勝進出で第2シード校(4校)、ベスト16進出で第3シード校(8校)となります。

 つまりは、春季大会の結果というのは思っている以上に大事です。

夏の県予選のシード校の特典

 1回戦の免除がどれだけ大事か。
 神奈川県の夏の県予選は、優勝するまで最大で8試合戦わなければなりません。シード校は2回戦からとなるので7試合となります(抽選により2回戦から出場する高校もあります)。
 このクソ暑い季節での1試合は大きいです。

 さらに、シード校はトーナメントのブロックを振り分けられるので、最初のうちは強豪校同士の戦いを避けられるということになります。
 例えば、2025年の夏の県予選では、1回戦や2回戦で横浜高校と東海大相模がいきなり激突することはありません。
 甲子園を目指すような強豪校は、2回戦や3回戦では主力投手を温存しつつ、調整を踏まえつつ、力を温存しつつ戦えるわけです。

 そうはいっても、たまに、相手を舐めていたかは分からないですが、2回戦や3回戦でジャイアントキリングがあります。これも一発勝負の怖さでもあります。
 


2025年神奈川県予選のシード校

 2025年の夏の神奈川県予選のシード校は、
<第1シード校>
 横浜、相洋、三浦学苑、東海大相模、
<第2シード校>
 立花学園、湘南学院、川和、日大
<第3シード校> 
 武相、横須賀学院、向上、横浜隼人、湘南工付大、横浜商大、藤嶺藤沢、横浜清陵
 
 個人的に毎年注目しているのは、公立高校です。
 シードを獲得したのは、川和高校と横浜清陵高校。
 横浜清陵高校は、今年の春のセンバツに21世紀枠で出場しました。
 野球の強豪校にどれだけやれるのか、もしくは勝ってほしいという願望も含めて毎年楽しみに見ています。
 
 ちなみに、私の知っている範囲ではありますが(昔のイメージが強いため、もしかしたら違っていたらすいません)、慶応、桐蔭学園、桐光学園、日大藤沢といった神奈川の強豪校はシード漏れ。
 つまりは、2回戦で横浜vs慶応とか、東海大相模vs桐蔭学園といった組み合わせもありえるということ。

 こうなると横浜高校ですら、2回戦から全力で戦わなければならなくなります。
 シード校とはいえ、抽選いかんではとんでもない組み合わせがありえるかも・・・。

 2024年 168校
 2023年 180校
 

夏の大会への第一歩は踏み出した

 これで、夏の県予選への第一歩は踏み出されました。
 春季大会はシード校が決定する重要な大会だけでなく、夏へ向けて

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