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2025.11.28
一体型のトイレと分離型のトイレのどっちを付ける?
一体型のトイレとは、トイレはタンク、便器、便座(最近はウォッシュレットも)のパーツが組み合わさっており、これらのパーツが全て合わさっているものです。
建築会社さんが、今なら一体型トイレの方が〇割ぐらい安いという話から始まりました。
弊社からの意見は、一体型のトイレはやめたほうがいいという助言です。
建築時は多少安くすむかもしれませんが、大家さん側の立場にたてば、今後賃貸経営をしていく上では、おそらく高くつくだろうということです。
ちょうど少し前に、一体型トイレを使用している賃貸物件で一体型トイレのウォッシュレット部分が故障した際に、修理はできないため交換ということになりましたが、ウォッシュレット部分だけの交換ができないため費用が異常に高かったという事例がありました。
一体型トイレは、パーツが全て合わさっているため、継ぎ目がなく全体的に凹凸がすくないのですっきりした印象を与え、スタイリッシュな空間をつくりあげ、清掃も分離型に比べて楽だというメリットがあります。
しかし、賃貸経営という側面から考えると、故障するたびに部分交換ができないため、費用がかさみます。
最近は、賃貸経営という側面ではなくても、新しいトイレを設置する際に一体型は維持費用がかかるという観点から分離型にする方もいらっしゃるという話も聞きます。
大家さん側としては、ものを選ぶときには入居者さん目線にたつことは大事なことではありますが、新しいもの、見た目のいいもの、人気のあるものを安易に選ぶのではなく、それぞれのメリットデメリットを比べた上で、将来のことも鑑み、選択していくことが大事です。










