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2024.10.15
ペットは飼い方次第なんです
ペットを飼っていた方の退去立会いをすることも当然あります。
賃貸物件では、ペットを飼うときは敷金を多めに預かっていることが多いので、ちょっと過失があっても大家さん側からすれば、ちょっと安心感があります。
が、あまりにもひどいと多めに預かっていた敷金でも足りないことも。
ペットを飼っていた部屋の退去立会いをするときには、いつも思います。
ペットは飼い方次第なんだな。と。
ペットを飼うときは敷金が多くなる
賃貸物件では、ペットを飼うときは敷金を多めに預かることがほとんどです。
これは、ペットは飼い主の意図に反して部屋内を悪気もなく傷つけることがあるからです。酷い時には、ペットが部屋内を傷つけることを放置する飼い主もいるのです。また、糞尿を所かまわずしているのすら放置している飼い主もいます。
これらを原状回復するためには、かなりの費用が必要となります。こうした可能性があることから、ペットを飼うときは敷金を多く預けることになります。
ただ、現在もペットを飼っている方の退去立会いをして部屋内を確認すると、ペットを飼っていない人たちと比べて、ペットによる傷、ペットの匂いなど過失は多いのが現状です。
猫は特に要注意です
猫を飼っている方の退去立会いをすると、ほとんどの場合、どっかかしらにひっかき傷があります。
昔に比べてだいぶ減ってはいるのですが、それでもまだ完全にはなくなりません。
これは、猫の習性からするとやむを得ないのですが、猫のせいにしても始まりませんし、猫のやったことは借主の責任です。
猫のひっかき傷に関しては、かなり要注意です。
ペットの匂いが部屋に残る
犬、猫関係なく、部屋にペットの匂いが残ってしまっていることも多いです。匂いが残っていれば、クロスの貼替え費用、消臭費用などが発生します。
匂いに関して怖いのは、飼い主さんは気付いていないことです。
ペットの匂いに限らず、匂いというのは徐々に周りに充満していきます。とすれば、その環境下にある人は、徐々に付いていく匂いには慣れてしまい、部屋の中が匂っていることに気付かなくなるのです。
匂いに関する処理、消臭に関してはかなり気を遣ったほうがいいと思います。
ペットを飼っていたの?と思うことも
退去立会い時にはペットを飼っていることは把握して立ち会います。
なので、部屋に入った瞬間に、
あっ、匂う・・・
と思うことも多いです。
あっ、傷がある・・・
と思うことも多いです。
ところが、匂いも全くなく、傷も全くなく、本当にペットを飼っていたんですか?ということもあります。
こういう部屋の立会いをすると、つくづく、
ペットは飼い方次第なんだな、
と思います。